Doula Training
ウィコラ・ドゥーラ育成プログラム
\プログラム内容を決定しました/
日米欧から21名のペリネイタル・ケアのプロを講師としてお迎えします! ※下記の講師リストをご参照ください
米国における日本語コミュニティの特性に配慮しつつ、ドゥーラの基本を全てカバーする包括的なプログラムです。
受講生数は8名限定の少人数制で、受講生同士・受講生講師間の協力関係構築が容易な環境を整えます。
【主要スケジュール】
2025年、アメリカ西海岸時間で表記されています
プログラム内容発表(済:下記「プログラム内容」参照)
4月27日(日)第1期生募集要項発表
5月3日(土)申込開始(インスタLive説明会)
5月18日(日)ズーム説明会
6月27日(金)申込締切
7月19日(土)& 7月20日(日)20分程度のズーム面接
8月2日(土)受講生決定・メールでのお知らせ
クラス開講予定日(下記「プログラム内容」参照)
講座終了から1年以内に「ウィコラ・ドゥーラ育成プログラム」認定終了
プログラム内容
受講費:検討中
クラス方針
各講師からの録画講座(各クラス数時間分)を視聴して予習。クラスでは講座を元に、ロールプレイ、ディスカッション、宿題のフィードバック、質疑応答を行う
クラス開講予定日(必須全8回)
クラス1:米国西海岸時間8/30(土)午前8時〜10時
クラス2:米国西海岸時間9/13(土)午後2時〜4時
クラス3:米国西海岸時間9/27(土)午後2時〜4時
クラス4:米国西海岸時間10/11(土)午後2時〜4時
クラス5:米国西海岸時間10/25(土)午後2時〜4時
クラス6:米国西海岸時間11/8(土)午後2時〜4時
クラス7:米国西海岸時間11/22(土)午後8時〜10時
クラス8:米国西海岸時間12/6(土)午前8時〜10時
クラス9〜:オプショナルの交流・デブリーフ・勉強会(クラス修了者主導)
※クラスによって時間が変更しますのでお気をつけください
クラス内容
ドゥーラの心得と仕事(クラス1)
妊娠(クラス2&3)
妊娠検診の内容と流れ
感染症とワクチン
妊娠中によくある質問・マイナートラブルの対処法
医療者への連絡を促すべき症状
安心して妊娠期を過ごすためのマインドセット
ドゥーラの産前サポート
出産(クラス4&5)
自然なお産の進み方、お産中のドゥーラ・サポートのあり方
コミュニティ・バース(ホーム・バース&助産院)
ドゥーラ・サポートで役立つメソッド
病院出産でのドゥーラ・サポート
帝王切開出産のドゥーラ・サポート
トラウマ・インフォームド・ケア
ドゥーラの出産サポート
産後(クラス5&6)
産後の身体のケア・受診を促すべき症状
授乳サポート・赤ちゃんの基本ケア・受診を促すべき症状
赤ちゃんの睡眠
産後の栄養
周産期うつの基本
ドゥーラの産後サポート
スペシャルケースへの対応(クラス7)
周産期グリーフ・サポートの基本
NICU、障害児のケア
多胎児のケア
パートナーシップ、バーチャルサポート、ドゥーラビジネス(クラス8)
子育て・将来につなげるパートナーシップ、効果的なコミュニケーションとセルフ・アドボカシー
パパやパートナーへのサポート
バーチャル・ドゥーラ・サポート
ドゥーラ・ビジネス
オプショナル
受講生主導での月1回程度の交流・勉強・デブリーフ会
教材
各講師の録画講座(各クラス数時間分、合計約20時間)
各講師からの参考資料(各講師からのシラバスやスライドを参照)
ウィコラの冊子「アメリカでの妊娠・出産・産後お役立ち情報」
https://www.zeffy.com/en-US/ticketing/92dbdffc-7c9d-4ba9-9a53-bddcdd77a74f
ウィコラのYouTubeビデオ講座
https://www.youtube.com/playlist?list=PLmHhBhw2wwqabsbJfR8LqqkwZa1pVm9DX
ウィコラのnote
基本的なドゥーラ・サポートについて:Penny Simkin, The Birth Partner: A Complete Guide to Childbirth for Dads, Partners, Doulas, and Other Labor Companions
お産が停滞した時に役立つポジション:Penny Simkin, The Labor Progress Handbook: Early Interventions to Prevent and Treat Dystocia
講師の皆さま(登壇順・敬称略)
アメリカで活躍する出産・産後ドゥーラ7人(アンケート協力者&対談参加者&講師):
宇津澤紀子(テキサス州ヒューストン)
中島香揚子(ワシントン州シアトル)
若山貴代(カリフォルニア州サンディエゴ)
渡辺純子(カリフォルニア州ロサンゼルス)
長谷部幸愛(カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア)
久保田愛梨(カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア)
ゆらまさこ(カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア)
日本の助産師/ドゥーラ研究者・福澤利江子
医学博士・日本の産婦人科医・米国超音波検査士・上中美月
日本の助産師・高橋さおり
日本とカナダの看護師/ヒプノセラピスト・ヤング麻代
米国カリフォルニア州認定助産師・青柳寛子
米国産婦人科ナースプラクティショナー・小谷祥子
日本の助産師/保健師/公認心理師・宮下絵美
看護学博士・長江美代子
米国小児科医/ラクテーションコンサルタント・柏雪子
睡眠コンサルタント・シェラット実穂
米国マリッジ&ファミリーセラピスト・Eriko Timbers
グリーフドゥーラ・タランゴよう子
日本の看護師・山本真弓
米国マリッジ&ファミリーセラピスト・相賀ゆか
※当日のクラスのファシリテーター:米国産婦人科ナースプラクティショナー・小谷祥子と参加可能な上記の講師
ウィコラが求める受講生像
〜このような人を求めています〜
ドゥーラ・ケアに情熱と責任を持って長く続けられる人
ドゥーラ・ケアに対する地域の期待と信頼に応えられる人
自分のドゥーラ・サービスを自主的に開拓していく意気込みのある人
アメリカ在住ですぐに日本に帰国する予定のない人 ※このプログラムはアメリカ在住または長期移住予定の人を前提に作成したプログラムですが、ドゥーラの考え方を学びたい方は、他国でも録画講座の聴講のみも可能です
基本的に米国で就労ビザのある人 ※すでに助産師・産科看護師経験のある人で、就労ビザはないが、ボランティアでもドゥーラをしたいという即実践力のある人はご応募ください
全8回のオンライン・クラスに毎回参加できる人
講習を受けた後、すぐにドゥーラ活動を始められる人 ※1年以内に3人の出産クライアントをサポートして認定を終えられる人
基本的な日常英会話・医療スタッフとのコミュニケーションが可能な人 ※医療介入への同意などを求められる繊細な内容は積極的に通訳を依頼することができる人
ノンバーバル・コミュニケーションが得意な人
クライアントの家や出産場所への交通手段を自分で手配できる人
出産ドゥーラになる人は、出産時24時間体制、出産予定日2週間前から待機することが可能な人
近くに住んでいる受講生同士でバックアップ・ドゥーラになったり、あるいは、自分の地域でバックアップ・ドゥーラを見つけて協力関係を築ける人
※ご自身の出産経験の有無は問いません
立ち上げへの想い(所信表明)
妊娠・出産・産後の安心をサポートするドゥーラの良さを
全ての人に享受してほしい
10年以上、アメリカの日本語コミユニティの健康をサポートしてきたNPOウィコラは活動の原点に戻り、ドゥーラの効果をより広く発信しアクセスを拡大するために、コミュニティと協働でドゥーラ育成プログラムを作成し、2025年に第1期の受講生を受け入れる方針です。
ウィコラはサンフランシスコ・ベイエリアの小さなドゥーラ・サービスから始まりました。
異国アメリカで、家族や親しい友人が近くにいない、頼れるのはパートナーだけという孤独になりがちな環境で、外国語の英語で不慣れな医療システムに対応しなければならない・・・そんな妊娠・出産・産後の不安を緩和したいという強い思いからの出発でした。
ドゥーラには出産ドゥーラと産後ドゥーラの二つがあります。
出産ドゥーラは妊娠中から産後直後を通しての情報提供、継続的なエモーショナル・サポート、お産時のポジションの工夫などの身体的サポート、代弁者として医療者との架け橋の役割、赤ちゃんとのボンディングのサポートをします。
産後ドゥーラは、特に親への移行期である新生児期が順調に進むように身の回りや赤ちゃんのケアをサポートをします。
特に、出産ドゥーラにお産に付き添ってもらうと、お産の満足度が上がる、経膣分娩や自然分娩の確率が高くなる、分娩時間が短縮する、赤ちゃんのアプガースコア(新生児の状態を評価する指数)が低下しない、などの研究結果が報告されています。
現在アメリカにあるドゥーラ養成プログラムは、日本語コミュニティに合わせて考案されたものではありません。
さらに、数日間の講座を受講した新人ドゥーラは、シャドウイング(同行研修)もないまますぐにひとり立ちしなければならず、デブリーフ(振り返り)の機会もほとんどなく、ドゥーラになった後のサポート体制が希薄です。
ウィコラが考えるドゥーラ育成プログラムの特長は、これらの点を改善し、日本語コミュニティの文化やニーズに寄り添い、シャドウイングやデブリーフを提供するサポート体制が整っていることです。
講座の内容は、妊娠・出産・産後や赤ちゃんのケアはもちろん、将来の子育てに繋がるパートナーシップや周産期グリーフのサポートまで含める予定です。
長期的には、プログラム修了者、サービス利用者、講師陣、受け入れ先の医療機関などからアンケートやインタビューを通してフィードバックを得て、一人ひとりが望むお産や産後に寄り添うドゥーラ育成への改善努力を継続していきます。
ウィコラ代表・小谷祥子
ドゥーラ現状調査
2024年6月〜12月「ドゥーラの現状」アンケート実施
2025年「ドゥーラの現状」結果まとめ
2026年第1回プログラム参加者・クライアント・医療者アンケート
立ち上げメンバー
小谷祥子(NPOウィコラ理事代表・米国産婦人科ナースプラクティショナー・出産ドゥーラ)
福澤利江子(ウィコラ理事・看護学博士・日本の助産師・ドゥーラ研究者・ラクテーションコンサルタント)
齋藤真希(看護学博士・日本の助産師・三重大学准教授)
上中美月(医学博士・日本の産婦人科医・米国超音波検査士)
柏雪子(ウィコラ理事副代表・米国小児科医・ラクテーションコンサルタント・発達グレー子育てコーチ)
宇津澤紀子(出産&bereavementドゥーラ・出産エデュケーター・マッサージセラピスト・社団法人ドゥーラシップジャパン代表理事)
出石琴美(ウィコラ理事・九州大学共創学部卒・ユトレヒト大学修士課程社会・健康心理学専攻研究コース在籍)
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ウィコラはボランティアで成り立つNPOグループです。妊娠産後や子育て、更年期、グリーフ、女性の一生の健康のためのサポート会やクラス、質の高い健康情報冊子の提供など、より良い地域の健康を実現するための資金とさせていただきます。
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